がん・3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)・生活習慣病の備えは必要か?
がんなど重い病気になった時の治療費や収入減による生活費が心配になると思います。ここではまず治療費に特化して考えていきたいと思います。生活費については就業不能を参照してください。
いくらあればいいの?
がん・心疾患・脳血管疾患でも手術等で短期的に治療が終われば、高額療養費を踏まえて治療費だけで考えれば10万円~30万円ほどです。高血圧・糖尿病などの生活習慣病になってもお薬でコントロールできる場合は月1~2万円ほどに抑えることができます。ではどんな時に困るのでしょうか。
困る時はどんな時?
長期入院と初期諸費用の時と、先進医療の時、がんで長期治療や自由診療の時です。
長期入院と初期諸費用
脳血管疾患は、長期入院(平均77日)による費用が負担となります。
※厚生労働省:令和2年(2020)患者調査の概況:退院患者の平均在院日数による
(例)長期入院:1日10,000円×77日入院=77万円
身体に障害が残り車いす・リフォームやヘルパー代などの費用が掛かる可能性があります。初期費用は300万円前後になります。その後を考えると介護保険・就業不能保険を検討する必要があります。
先進医療
先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養で、公的医療保険の対象外のものです。
高額な先進医療では、重粒子線治療が約300万円になります。
※厚生労働省:令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告より
先進医療のみだけで加入することができないため、最小限の医療保険に先進医療をつけることもあります。因みにがん保険の先進医療は、がんのみの先進医療に限定されます。最近では3大疾病・生活習慣病一時金保険でがん以外も対象の先進医療をつけることも可能になりました。
がんで長期治療や自由診療
がん3大治療は、手術・放射線・抗がん剤治療になります。
・手術は、体力的にも仕組み的にも何回も実施しないために治療費も限定的です。
・放射線治療は、1日1回を毎日行い数週間続けます。こちらも副作用を考えると期間が限られ治療費も限定的です。
・抗がん剤治療は、がんが増えるのを抑えたり成長を遅らせたりする治療方法で、数週間で1クールを、諦めなければ何年でも治療を続けている可能性があります。
(例)がん長期治療:抗がん剤治療1ヶ月10万円(高額療養費で抑えとして)×12ヶ月=120万円 × 年数 = 数百万円
また日本で承認されていない治療方法(自由診療)の場合は、3割負担や高額療養費を適応できないため、治療費の合計が1000万円かかるなど高額になることがあります。自由診療までを考えている方は、実費型のがん保険(セコム・SBI)の加入をおすすめします。
困る時のみだけのがん保険プラン
プラン①がんの自由診療まで考える場合
・セコム損保のがん保険(メディコム) プランは1つのみ(がん診断100万円・通院1000万円・入院無制限セット)5年更新型 ※提携病院では高額な治療費の立替不要で保険会社が直接病院に支払う仕組み
・SBI損保のがん保険 プランはがん診断なし~300万円設定可+通院1000万円・入院無制限 5年更新型 ※診断給付なしで保険料を抑えたい場合はSBI損保
プラン②がんの自由診療まで考えない場合
がん診断50万円(1年1回給付可)+抗がん剤10万円+先進医療 終身保障 終身払(老後保険料を払いたくない方は60歳や65歳払済)
保険会社:ひまわり生命、メディケア生命、チューリッヒ生命、FWD生命など
長期入院と初期費用、先進医療、がんの3つをカバーするプラン
医療保険:入院1万円/日(120日型→3大疾病入院無制限)・手術・放射線・3大疾病一時金50万円(1年1回給付可)+抗がん剤10万円+先進医療 終身保障 終身払(老後保険料を払いたくない方は60歳や65歳払済)
保険会社:メディケア生命、ネオファースト生命、なないろ生命、FWD生命、はなさく生命、SBI生命など
医療保険を既にお持ちの方は、
特定疾病保険:3大疾病一時金50万円(1年1回給付可)+抗がん剤10万円+先進医療(医療にない場合に付加) 終身保障 終身払(老後保険料を払いたくない方は60歳や65歳払済)
保険会社:メディケア生命、はなさく生命



